( )
定価:2,970円(2,700円+税)
判型:四六
書店在庫をチェック
内容紹介
オクスフォード大学出版局の入門書シリーズ『Very Short Introductions』のひとつ『Music』第二版(2021年刊行)の翻訳書。演奏実践の研究を通じた音楽史記述で知られる音楽学者ニコラス・クックが、西洋の音楽伝統にとどまらない様々なイシューを平易な文体で紹介し、リアルな人びとがリアルな世界で創り出す「諸音楽」を考えるための5つの視点を展開する。キーワードは、文化実践としての音楽、ベートーヴェン、初音ミク、楽譜と録音、オーセンティシティー、スター文化、世界音楽、音楽と共同体、SNS、ディジタル・テクノロジー、グローバル化、ポストコロニアル主義、など。翻訳は東京藝術大学音楽学部教授・福中冬子。
芸術や歴史の知識・教養は言うまでもなく、今の時代に求められている「疑う力・問題発見能力=情報リテラシー」を身につけるための格好の1冊。レポート作成や自由研究のテーマ選びに、ゼミでのディスカッション用テキストに、読書会の題材に、手始めの1冊として役立つ。
芸術や歴史の知識・教養は言うまでもなく、今の時代に求められている「疑う力・問題発見能力=情報リテラシー」を身につけるための格好の1冊。レポート作成や自由研究のテーマ選びに、ゼミでのディスカッション用テキストに、読書会の題材に、手始めの1冊として役立つ。
目次
まえがき 日本語版の読者の方へ
はじめに
第1章 瞬間の音楽
ともに老いていくこと
知ることと演奏すること
政治的行為としての音楽
第2章 音楽において考える
文化としての音楽
聴くために書くということ
音楽の実験
第3章 過去の現前
自己を表現すること
音の記念碑
作家性を超えて
第4章 Music 2.0
音楽、科学技術 (テクノロジー)、生活様式
デジタル参画と音楽様式
音を取引きする
第5章 グローバル世界の音楽
音楽とグローバル化
世界諸音楽 (world musics)
締めの言葉
訳者あとがき
引用文献
参考文献
索引
はじめに
第1章 瞬間の音楽
ともに老いていくこと
知ることと演奏すること
政治的行為としての音楽
第2章 音楽において考える
文化としての音楽
聴くために書くということ
音楽の実験
第3章 過去の現前
自己を表現すること
音の記念碑
作家性を超えて
第4章 Music 2.0
音楽、科学技術 (テクノロジー)、生活様式
デジタル参画と音楽様式
音を取引きする
第5章 グローバル世界の音楽
音楽とグローバル化
世界諸音楽 (world musics)
締めの言葉
訳者あとがき
引用文献
参考文献
索引
著者略歴
ニコラス・クック(クック ニコラス kukku nikorasu)
ケンブリッジ大学教授。ケンブリッジ大学で音楽学の博士号を取得。専門は音楽理論および西洋音楽史。また英国における演奏研究の草分け的存在のひとり。香港大学、サザンプトン大学、ロンドン大学での教職を経て、現職。演奏録音とその歴史の研究に特化した音楽録音歴史・分析研究所センター長を務めた(2004~09年)。コレッリからヘンドリクスまで、広範囲に亘る研究を発表している。主要著作にA Guide to Musical Analysis(Oxford University Press, 1987)など。
福中 冬子(フクナカ フユコ fukunaka fuyuko)
東京藝術大学音楽学部楽理科教授。国立音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業、ニューヨーク大学大学院修士課程、同博士課程修了。慶應大学非常勤、明治学院大学非常勤講師。著書・訳書に『オペラ学の地平』(彩流社、共著、2009年)、『ニュー・ミュージコロジー』(編訳)(慶應大学出版会、2013)、『ポストモダンの音楽解釈』(東京藝術大学出版会、単著、2021年)がある。
タイトルヨミ
カナ:オンガクトハ
ローマ字:ongakutoha
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
ニコラス・クック 最近の著作
福中 冬子 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。